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『春の嵐』
第4章 心美
「っていうか、『喉マンコ』ってどんな感じなんだろう。やってみたいな」
爽やかに鬼畜なことを話す駿介。
「マジでバカ」
郁美が呆れ気味に言った後、竜馬が、
「やってみたいなら、心美にやれよ」
と、言い出した。驚く郁美・・・。でも、驚きが、好奇心に変わるのに時間は要しなかった。
「そうね。面白いかも」
郁美がニヤッと笑った。俄然、勢いづく駿介が、
「やりたいっていうか、竜馬もやりたいだろ?」
と、訊くと、頷きながら、
「初めてが3Pは荷が重いかな」
と、全然、重そうな感じではなく、愉快そうな顔で笑う竜馬。
「っていうか、竜馬って童貞?」
郁美が笑う。
「っていうか、郁美は経験済み?」
竜馬が訊き返すと、
「な訳ないじゃん」
と、郁美が答えて、
「駿介は?」
と、訊く。駿介が、
「俺もない。というか、中学で済ませるヤツって意外に少ないと思うぜ」
と、真顔で答えた。
「心美はどうなんだろ?」
竜馬が誰に訊くでもなく話すと、
「噂じゃ、恵樹が心美の住むマンションに出入りしているっていうから、案外、済ませているかもね」
と、郁美が笑った。聞いた竜馬の顔色が変わった。竜馬の頭の中で、心美と恵樹が抱き合ってキスをして、そして、アダルト動画で見たことがあるような行為をしている情景を妄想した。
小学生低学年の頃、梨々香と恵樹がいつもハグしていた情景を竜馬は見ていた。当時は、たいして性的なものは感じなかったが、中学生にもなると、その情景が鮮やかに浮かんだ。
「クソッ」
竜馬が呟いた。その竜馬を見る郁美と駿介。
「心美をやっちまおうぜ」
駿介が竜馬の顔を覗き込んで言った。明らか冷静さを欠いた竜馬。
「そうだな」
目に憎しみが宿っていた。そこから策謀が始まった。体躯こそ大きいが、意外に小心者の竜馬。
憎しみと勢いで言ってしまったが、駿介と郁美の話を聞くうち、怖くなってきた。そんなことはお構いなく、郁美が、
「わたしと里奈で心美の家を訪ねて、仲直りを持ちかけるの。心美、今のままじゃヤバいって思っているから絶対に家に招き上げるわ。で、部屋の前まで、駿介と竜馬も一緒に行って乱入よ。オートロックさえ通り抜けて、部屋の鍵が開いたらこっちのものよ」
と、作戦を話していたが、竜馬の頭には上手く入ってこなかった。
爽やかに鬼畜なことを話す駿介。
「マジでバカ」
郁美が呆れ気味に言った後、竜馬が、
「やってみたいなら、心美にやれよ」
と、言い出した。驚く郁美・・・。でも、驚きが、好奇心に変わるのに時間は要しなかった。
「そうね。面白いかも」
郁美がニヤッと笑った。俄然、勢いづく駿介が、
「やりたいっていうか、竜馬もやりたいだろ?」
と、訊くと、頷きながら、
「初めてが3Pは荷が重いかな」
と、全然、重そうな感じではなく、愉快そうな顔で笑う竜馬。
「っていうか、竜馬って童貞?」
郁美が笑う。
「っていうか、郁美は経験済み?」
竜馬が訊き返すと、
「な訳ないじゃん」
と、郁美が答えて、
「駿介は?」
と、訊く。駿介が、
「俺もない。というか、中学で済ませるヤツって意外に少ないと思うぜ」
と、真顔で答えた。
「心美はどうなんだろ?」
竜馬が誰に訊くでもなく話すと、
「噂じゃ、恵樹が心美の住むマンションに出入りしているっていうから、案外、済ませているかもね」
と、郁美が笑った。聞いた竜馬の顔色が変わった。竜馬の頭の中で、心美と恵樹が抱き合ってキスをして、そして、アダルト動画で見たことがあるような行為をしている情景を妄想した。
小学生低学年の頃、梨々香と恵樹がいつもハグしていた情景を竜馬は見ていた。当時は、たいして性的なものは感じなかったが、中学生にもなると、その情景が鮮やかに浮かんだ。
「クソッ」
竜馬が呟いた。その竜馬を見る郁美と駿介。
「心美をやっちまおうぜ」
駿介が竜馬の顔を覗き込んで言った。明らか冷静さを欠いた竜馬。
「そうだな」
目に憎しみが宿っていた。そこから策謀が始まった。体躯こそ大きいが、意外に小心者の竜馬。
憎しみと勢いで言ってしまったが、駿介と郁美の話を聞くうち、怖くなってきた。そんなことはお構いなく、郁美が、
「わたしと里奈で心美の家を訪ねて、仲直りを持ちかけるの。心美、今のままじゃヤバいって思っているから絶対に家に招き上げるわ。で、部屋の前まで、駿介と竜馬も一緒に行って乱入よ。オートロックさえ通り抜けて、部屋の鍵が開いたらこっちのものよ」
と、作戦を話していたが、竜馬の頭には上手く入ってこなかった。

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