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恋は静かに、長く、深く
第11章 優香里 Replay
「はい。
 唐揚げ弁当大盛おまたせしました」

あつあつの弁当パックをお客さんに渡し、
会計をする。

店の前の横断歩道を、
浩平が走ってくるのが見えた。

「浩平!・・・ママ、浩平が帰ってきたよ」

店の奥の厨房では、
ママが次の注文の弁当を詰めている。

オーナーのママは
だいぶ背中が曲がって来たけど、

手先の動きは神がかり的に速くて正確だ。


ママは顔を上げた。

「タイムスリップ、できたんだね」

浩平が息を切らして
カウンターの横の扉を開けて駆け込んできた。

「成功したよ、優香里、母さん」

はあはあしている浩平に、
私は思わず抱き着いた。

「やったね、浩平。
 よく頑張ったね」

浩平は私を抱き上げた。

顔が近づく。

「優香里、
 キスしていいか」

「ばかっ。
 店でそんなことするんじゃないよ」

ママが言ったけど、
浩平は聞かずに私にキスをした。


子どもの頃に出会ってから、
約三十年。

自分自身気付いてなかったけど、
ずっと浩平のことを好きだった。

でも、キスしたのは、
これが初めてだ。



やばい。もう泣きそう。

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