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夜空に煌めくアラベスク
第1章 おひつじ座の女

「おや、もうこんな時間か、そろそろ、失礼します」

時計を見ながら、ゆっくりと男は立ち上がろうとする。
その動きは緩慢で、まるで羊子に引き止めて欲しいと言わんばかりだった。

「あら、やだわ、まだ、いいじゃありません、もっと飲みましょうよ」

何故だかわからないけれど、このままサヨナラなんてつまらない。
もっと彼と一緒にいたいと引き止めた。

「このまま二人きりで飲んでると、奥さんの魅力に負けそうですからわ、ハハハ…」

「まあ、魅力に負けそうなんね、冗談がお上手ね…
こんな私なんてあなたの眼中にないくせに…」

彼を見つめる羊子の目が、少しずつ艶っぽさが増してきた。

「いやいや、昔から、男と女が一部屋で一緒にいると、いけない関係になるといいますから」

「いけない関係?…それって、どう言う意味?」

そんなことを言いながら、羊子の下半身は熱くとろけていた。

「おかず、平らげくれてありがとう…何かおつまみを作りますわ」

羊子は、ゆっくりと立ち上がると、尻を振って色っぽさを全開にしてシンクに向かった。

「おつまみなんていらないですよ、出来たら奥さんをつまんでみたいな」

そういって彼は、羊子を背後から、そっと優しく抱きしめた。

「まあ、ダメよ…お料理の邪魔しないで…
ね、あなた酔っているんだわ。私、人妻なのよ」

いたずらっ子を諭すような甘い声を出し、彼の腕を振りほどく真似をした。

「言ったでしょ。俺は奥さんをつまんでみたいって」

羊子のわざとらしい抵抗を無視し、素早くスカートの裾を捲って、手を中にもぐり込ませた彼の右手は、一気に羊子の桃のような尻を揉み始めた。
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