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夜空に煌めくアラベスク
第3章 ふたご座の女

翌日、出勤する正弘の足取りは軽かった。
なにせ、課長を抱いて、あれほどまでにヒィヒィと言わせてやったのだから、これからは毎晩のように抱いてやるかな…
そんなことを考えていると、自然に顔がニヤニヤしてしまう。

営業三課に顔を出すと、所属の面々が正弘以上にニヤニヤして彼を出迎えた。

「おはようございます」

彼女とセックスをしたことは秘密にせねばと、正弘は笑みを噛み殺して真面目な顔をした。

「よお!どうだった?あの夜は課長に良いことをしてもらったか?」

「どうだったんだよ、何発ぐらいヤラせてもらったんだよ」

「えっ?」

「課長はな、大きな仕事が上手くいくと、褒美にエッチをさせてくれるのさ」

「えっ?えっ?えっ?」

「これでお前も俺たちとは穴兄弟ってわけだ」

呆然とする正弘を見て、全員がドッと笑った。

「みんな、おはよう!どうしたの?朝から元気ね」

いつもの凛とした表情で彩子が出勤してきた。

「ミーティングするわよ!皆、小会議室に集合よ」

正弘には一瞥もくれずに何事も無かったかのように、彩子は颯爽と会議室に向かった。

「おい!ボーッとしてんじゃねえよ!
また美味しい思いがしたかったら営業成績を伸ばすんだな」

ハハハと笑いながら先輩方は彩子の後を追いかけた。


ふたご座の女
好奇心旺盛で知的、肉食系かつプチMの要素を持ち、会話や演出を重視する傾向がある。
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