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2026 人質交換を託された女
第2章 大役
一面が明かりで照らされた場所にやってきた。左右に大きく開かれた空間だった。まっすぐに進む通路になっていて、左右は白のパーテーションボードでうまく仕切られていた。左側にカウンターとロビースペースがあり、右側には事務スペースがあった。利用客からは奥の事務スペースが見えないよう、ボードの位置をずらす工夫が施されていた。
パーテーションで仕切られた通路を前に進み、ボードの隙間から左右を見るが、人質である女性行員の姿が見えず、徐々に胸騒ぎを憶えていた。利用客スペースの椅子にも、窓口にも人気がない。事務スペース一面に散らばった書類に注意が向く。襲撃された時の様子が生々しく、そのまま残っていた。
さらに先を進むと、その突き当たりに長いソファーが2脚置いてあった。応接スペースだった。そのソファーには男が1人、座っていた。
テーブルの上には拳銃が置いてあった。
「対策本部の吉村理沙(よしむらりさ)です…」と男に名を告げた。男を刺激しないよう、『人質強盗事件』という言葉は控えた。
パーテーションで仕切られた通路を前に進み、ボードの隙間から左右を見るが、人質である女性行員の姿が見えず、徐々に胸騒ぎを憶えていた。利用客スペースの椅子にも、窓口にも人気がない。事務スペース一面に散らばった書類に注意が向く。襲撃された時の様子が生々しく、そのまま残っていた。
さらに先を進むと、その突き当たりに長いソファーが2脚置いてあった。応接スペースだった。そのソファーには男が1人、座っていた。
テーブルの上には拳銃が置いてあった。
「対策本部の吉村理沙(よしむらりさ)です…」と男に名を告げた。男を刺激しないよう、『人質強盗事件』という言葉は控えた。

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