この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
海に漂う星屑のように
第2章 宗像師月
「はあ?」
思わず変な声が出る。な・・・こいつ・・・。

「え?だって、悪かったって、思ってるんでしょ?
 こう、ツミホロボシ、ってやつだよね?これ」

あー、俺って優しい、とそこに付け加える。

こ、こいつ・・・たかる気か!

「2つも食えるのかよ」
俺なら2つくらい軽いが、陽菜多の体型で、2つは結構辛いのではないだろうかなどと思ってしまう。

「おにーさんと半分こするからいいんだよ。
 あ、それと、飲み物はねー・・・」

結局、俺は陽菜多にアップルティーとアップルパイを奢ることになった。ちなみに俺にも食えということなので、仕方無しに自分用にまたブレンドを頼むことにした。

こんな甘いもん、コーヒーも飲まずに喰うことなど、できない相談だ。

「うん、おいしい!これ、今の期間限定なんだって」
どうやらいちじくの方は今だけの限定商品らしい。ナッツ・・・正確にはアーモンドだったが・・・の方は、通年で販売されているらしい。

最初に陽菜多がそれぞれを切り分けて、皿に半分ずつのせてくれる。自分の方を多くするかと思いきや、意外にも(?)、ほぼ等分で分けてきた。

それを俺はブラックコーヒーで
そして、彼はアップルティーにたっぷりのミルクを入れて食べていた。

「アップルティーってミルク入れるもんなのか?」
やっぱこいつはおこちゃま味覚のようだ。
さっきのブラックコーヒーは無理していたに違いない。

「こっちのほうがおいしいんだよ。いいんだよ」
なんて言いながら、アップルパイを頬張っている。

はあ・・・

確かに飯を食い損なって、腹も減っているので、少し何か入れたいところだ。
俺もいちじくのパイを口に入れる。

ああ・・・確かに果肉の風味とクリームチーズが良く合っている・・・。
そして、隣りに並んだアーモンドの方。
こっちは、口の中で弾けるアーモンドの歯ざわりが心地良い。ただ、チョコレートが入っているだけ、甘さ的にはこっちのほうが上だった。

「あ・・・甘い・・・」
慌ててコーヒーで口をリセットする。
おいしいはおいしいが、こんな甘いものはやっぱり食べつけなかった。

結局、俺は期間限定の方はなんとか食べきったが、アーモンドの方は半分でリタイアした。その更に残っているパイを、陽菜多がじーっと見つめてくる。
/26ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ