この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第14章 《劇薬の香り》
翌日。そしてその次の日。
ベンチの裏に、優香からのメモはなかった。
「……やりすぎたか?」
モニターの前で、聡は爪を噛んだ。
いつもなら即座に来る反応がない。
これは「拒絶」を意味するのではないか。
(いくら好きでも、さすがに現物は気持ち悪かったか?)
(警察に通報されたか? いや、それならもう警察が来ているはずだ)
聡の脳裏に、最悪のシナリオがよぎる。
積み上げてきた信頼関係が、たった一つの過ちで崩れ去る恐怖。
「見えない王子様」を演じてきた自信が、音を立てて崩れそうになる。
「頼む……返事をくれ、ゆうかちゃん……」
聡は祈るように、無人のベンチを見つめ続けた。
ベンチの裏に、優香からのメモはなかった。
「……やりすぎたか?」
モニターの前で、聡は爪を噛んだ。
いつもなら即座に来る反応がない。
これは「拒絶」を意味するのではないか。
(いくら好きでも、さすがに現物は気持ち悪かったか?)
(警察に通報されたか? いや、それならもう警察が来ているはずだ)
聡の脳裏に、最悪のシナリオがよぎる。
積み上げてきた信頼関係が、たった一つの過ちで崩れ去る恐怖。
「見えない王子様」を演じてきた自信が、音を立てて崩れそうになる。
「頼む……返事をくれ、ゆうかちゃん……」
聡は祈るように、無人のベンチを見つめ続けた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


