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エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第11章 《優しき尋問》
深夜の公園から戻った聡は、手にしたメモを見つめながら、低い笑い声を漏らした。

『どの女の人もすごく、きれいでした。
 私も、たぶん、今までで一番、感じちゃいました』

文面から伝わる少女の興奮と、歪んだ美意識への共感。
それらは聡を大いに喜ばせたが、彼が注目したのは別の点だった。

優香が雑誌を持ち帰ってから、このメモが置かれるまでの「時間」だ。

(早すぎる……)

モニターで確認した彼女の帰宅時間。そこから自慰に耽り、余韻に浸り、メモを書き、再び公園に来るまでの時間。
それがわずか2時間強ということは、彼女の家はここからそう遠くない場所にあることを意味していた。

(徒歩15分圏内、いや、10分か……?)

聡は窓の外に広がる住宅街を見下ろした。
この暗闇のどこかに、今まさに情事に濡れたばかりの少女がいる。
そう考えるだけで、聡の背筋が震えた。

「特定しようと思えば、すぐにできるな」

次の金曜日、彼女の後をつければ家はすぐにわかるだろう。
だが、聡はすぐにその考えを打ち消した。

(焦るな。尾行はリスクが高い)

もし気づかれれば、築き上げた信頼関係は一瞬で崩壊する。
それに、自分から暴くよりも、彼女の口から語らせる方が、征服感は何倍も高い。

「さて、どうやって聞き出そうか」

聡は新しい手紙の構想を練り始めた。
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