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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第19章 懺悔

【私があんたの女になった確認でもするつもり?……】

あんな絶頂地獄の最中にズルいとは思う。
取り消したい気持ちはてんこ盛りだ。
だが、結局は弱みにつけ込み、いいようにされるのだろう。

「最高だったな…俺もこんなに満足したのは久しぶりだ…」

【私は初めてだよ……】

結奈は何も答えない。
岩田も答えなど期待していないのだろう、話を続けていった。

「結奈…お前はもう俺の女だ…だからこんなものは必要ない…」

【早速、オトコ気取りかよ……】

目の前にスマホを差し出された。
そこには結奈の弱みが写っている。

「え?……」

写真がゴミ箱に捨てられた。
更にデータフォルダが開かれる。
沢山の写真に、動画のデータ、その全てに✔️が入れられていく。
全てがゴミ箱に捨てられていった。
岩田はまだ操作を続けた。

ゴミ箱を空にしますか? …YES。

見てる目の前で全てのデータが消去された。

【これで私は自由?…いや、どうせ自宅のPCかなんかに保存してるに決まってる……】

岩田の女だということを否定してみようか?
そうすればすぐにボロを出す。
また無理矢理ベッドに押し倒す?

「もうじき小野が迎えにくる…さっさと汗を流して服を着ろ…」

「ほんとに今ので全部なの?……」

「信じる信じないはあんたの勝手だがな…」

結奈はそれ以上追及しなかった。

ガラス越しの浴室で汗と体液を流していく。

【帰ったらもう一度、時間をかけて身体を洗わなきゃ……まだ一度も使っていない下着も卸そう……】

着てきたスーツで部屋に戻ると、小野が迎えに来ていた。


部屋から出るとラブホのガレージからでも朝だと理解できた。
とにかく眠い…。
どれだけ寝ていたのか解らないが、ほんとにボロボロだった。

言葉少なにマンションまで送り届けられていく。
しっかりと連絡先は教えさせられた。
ハコバンのスライドドアを開けて、岩田の顔を見ようともせずに降りていく。

「おい、昨日の約束忘れんなよ…」

【あんたの女だっていうことか……】

マンションまで知られているのだ。
どのみち逃げるのは難しいだろう。
結奈は返事もせずに、思いきりスライドドアを閉めてやった。


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