この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第16章 アトリエ

陽翔はきょとんと先輩を見た。

「藤沢くんの使っているのは少し大きいでしょう?……立って描くならそのサイズがいいかと思いまして……」

「立って?…椅子じゃなくて…」

先輩の意図が理解できずに聞き返す。

「はい…手や耳…唇だけじゃ…あなたの中で私は完成しないでしょう?……次はどこを描いてみたいですか?……」

先輩の言葉に陽翔はフリーズした。

【待て待て待て待て…部長は何を言ってるんだ?…】

「スケッチブックは小さいから…パーツパーツで描いていきましょう……」

先輩は何でもないことのように話しかけてくる。

「…パーツ…って…」

「はい…先ずはどこから描きましょうか?……」

【先ずはって…】

陽翔はまた息を飲んだ。

【その笑み……】

叔母が魅せる妖しげな微笑み…。
先輩は同じ笑みを浮かべ見つめながら後退去っていく。
そしてゆっくりとベッドに腰を下ろした。

【あれ?…部長のスカート、あんなに短かったっけ?…】

椅子に片膝をかけた後ろ姿の時とは脚の露出度が明らかに違った。
揃えられた膝…左脚がゆっくりと持ち上がっていく。

「…ぶ、部長……」

「なんですか?…決まったんですか?……」

いつの間にか射し込んでいた陽の光は影っていた。 決して真っ暗ではない。
雲が出て来たのだろう。
組まれた脚…ゆっくりと持ち上がっていたのにスカートの奥は影が濃くてよく視えなかった。

「部長…灯りを点けてもいいですか?…」

ゴロゴロと遠くで雷の音がしている。

「そうですね…雨が降るのかもしれませんね……あそこ…あの壁の下のスイッチを押してください……下だけですよ ……」

陽翔壁際まで行き、指定されたスイッチを押した。

アトリエというのはこういう仕掛けがあるものなのか解らない。
当然、モデルを立てて製作することも想定されているのだろう。
灯された光は、スポットライトだった。
斜め上からの光りは、ベッドをピンスポットに照らし出していた。
その光の内苑に先輩は座っている。


/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ