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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第13章 13
それに応じて、椎名が、
「うちは、反対ですよ。
嫁が息子に、『親と縁を切れ』と迫って、
今や、息子とも連絡が取れません。
妻は、それに悲観して、鬱になりました」
と、話すと、俯くエロジジイたちと、光男。
「その点、光男さんは、幸せですよ。
ここに入るときもお嫁さんが見に来て、
保証人にもなってくれていましたから」
榊原が本音かどうかはともかく、光男をなだめた。
「そうですか。うちも妻と嫁の、
所謂『嫁姑問題』があって、
嫁は忙しいからと、顔を出さず、
約束していても、ドタキャンが多く、
妻はいつも怒っていました。
一度は、嫁の誕生日に誕生日会をしようと言って、
妻がケーキまで作って待っていたのに、
仕事でキャンセルになって…。
ま、息子がやらかした後始末に、嫁が行って、
息子だけが来たということでしたが、
怒った妻が、息子にそのケーキを投げつけて…」
光男がそこまで言って項垂れた。
「どことも熾烈な出来事がありますよ」
榊原がなだめるように言いながら、
椎名と相馬の顔を見た。頷く椎名と相馬。
「とはいえ、奥様のお怒りも尤もですな。
買ってきたケーキならともかく、手作りでは、
怒り心頭も当然と言えば当然。
会社も事情を知っていれば、帰らせてくれるはず」
榊原が話すと、
「そうですね。私が勤めていた信用金庫では、
誕生日休暇もありましたから、
誕生日で家族が誕生日会をするからと言えば、
休めるはずですよ」
と、合わす相馬。
「確かに。私が勤めていた住宅メーカーでも、
家族の誕生日、本人の誕生日は、
休暇が取得できました。
そうではない企業もあるのかもしれませんが」
榊原がさらに話を広げ、
「商社ではバースディホリディと言って、
ファミリーの誰かが誕生日だとお休みが基本です。
『男女共同参画』とか、そういうことだけでなく、
家族を大事にする休暇制度。重要なのですが、
証券会社ではなかなか進んでいないのですかね」
と、疑問を呈する椎名。
東証一部上場の証券会社に勤める満と茉莉花。
「本当に休みが取れなかったのか…。
しかも、夕食。
仕事が定刻で終われば間に合う時間なのに」
疑問を感じる光男。
「うちは、反対ですよ。
嫁が息子に、『親と縁を切れ』と迫って、
今や、息子とも連絡が取れません。
妻は、それに悲観して、鬱になりました」
と、話すと、俯くエロジジイたちと、光男。
「その点、光男さんは、幸せですよ。
ここに入るときもお嫁さんが見に来て、
保証人にもなってくれていましたから」
榊原が本音かどうかはともかく、光男をなだめた。
「そうですか。うちも妻と嫁の、
所謂『嫁姑問題』があって、
嫁は忙しいからと、顔を出さず、
約束していても、ドタキャンが多く、
妻はいつも怒っていました。
一度は、嫁の誕生日に誕生日会をしようと言って、
妻がケーキまで作って待っていたのに、
仕事でキャンセルになって…。
ま、息子がやらかした後始末に、嫁が行って、
息子だけが来たということでしたが、
怒った妻が、息子にそのケーキを投げつけて…」
光男がそこまで言って項垂れた。
「どことも熾烈な出来事がありますよ」
榊原がなだめるように言いながら、
椎名と相馬の顔を見た。頷く椎名と相馬。
「とはいえ、奥様のお怒りも尤もですな。
買ってきたケーキならともかく、手作りでは、
怒り心頭も当然と言えば当然。
会社も事情を知っていれば、帰らせてくれるはず」
榊原が話すと、
「そうですね。私が勤めていた信用金庫では、
誕生日休暇もありましたから、
誕生日で家族が誕生日会をするからと言えば、
休めるはずですよ」
と、合わす相馬。
「確かに。私が勤めていた住宅メーカーでも、
家族の誕生日、本人の誕生日は、
休暇が取得できました。
そうではない企業もあるのかもしれませんが」
榊原がさらに話を広げ、
「商社ではバースディホリディと言って、
ファミリーの誰かが誕生日だとお休みが基本です。
『男女共同参画』とか、そういうことだけでなく、
家族を大事にする休暇制度。重要なのですが、
証券会社ではなかなか進んでいないのですかね」
と、疑問を呈する椎名。
東証一部上場の証券会社に勤める満と茉莉花。
「本当に休みが取れなかったのか…。
しかも、夕食。
仕事が定刻で終われば間に合う時間なのに」
疑問を感じる光男。

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