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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第13章 13
そして、光男が思い出したのは、
妻が亡くなった日のこと。
あの時も、ドタキャンだった。
しかも、茉莉花だけでなく満まで。
キレて暴れ始めた妻が、大声を上げ、
そのまま意識を失って倒れた。
救急車を呼び、搬送された妻。
光男が満に連絡を入れると、
慌てて満が駆けつけた。
救急車で搬送されたと言えば、
駆けつけられるのに、
なぜ、キャンセルしたのか?
疑念が光男にはあった。
問い詰めた光男に、満は、
「俺がやらかして、クレームになった。
本当は、俺と上司というか、茉莉花と
先方に出向く予定だった。
母が救急車で運ばれたということで、
茉莉花が一人で謝罪に向かった」
と、答えた。妻は亡くなった。
茉莉花の配慮で、息子は母親の死に目に会えたと
頭ではわかっていても、その原因は、
ドタキャン…。
息子の満のミスの謝罪に出向く予定だったと
わかると何も言えないが、それでも、
光男の心の中には、何とも言えない、
わけのわからない怒りが残っていた。
それらが、この日、噴出した。
「セックスもできないような女と
夫婦をしていて何になる。
子供もできないままで、何のために働いているんだ。
仕事なんてできなくてもいい。
もっと家庭的な女とやり直せ」
光男が言い募った。
光男の頭の中には、ある週刊誌の記事や、
テレビの情報番組の情報、そして、自分の経験、
その他もろもろの情報があった。
それは、バツイチ女性の方が包容力があって、
バツイチ同士の方が結婚生活が上手くいくという
情報だった。
実は、光男自身も、満の母とは再婚だった。
光男は結婚して、4年で離婚していた。
妻の浮気が原因だった。
満の母の最初の夫は、二股だった。
結婚する前から他の女性とも関係を持っていて、
それを隠して結婚したという事情だった。
お互いにバツイチ同士でうまくいった光男と妻。
満の姉は、妻の連れ子だった。
それでも家族円満に過ごせた。
働くのは光男。妻は専業主婦で、
2人の子供を育てた。
その成功体験が光男を突き動かした。
「離婚して、人生をやり直せ」
光男が言うと困惑する満。
いつもにはない父の強い言葉に、心が動いた。
妻が亡くなった日のこと。
あの時も、ドタキャンだった。
しかも、茉莉花だけでなく満まで。
キレて暴れ始めた妻が、大声を上げ、
そのまま意識を失って倒れた。
救急車を呼び、搬送された妻。
光男が満に連絡を入れると、
慌てて満が駆けつけた。
救急車で搬送されたと言えば、
駆けつけられるのに、
なぜ、キャンセルしたのか?
疑念が光男にはあった。
問い詰めた光男に、満は、
「俺がやらかして、クレームになった。
本当は、俺と上司というか、茉莉花と
先方に出向く予定だった。
母が救急車で運ばれたということで、
茉莉花が一人で謝罪に向かった」
と、答えた。妻は亡くなった。
茉莉花の配慮で、息子は母親の死に目に会えたと
頭ではわかっていても、その原因は、
ドタキャン…。
息子の満のミスの謝罪に出向く予定だったと
わかると何も言えないが、それでも、
光男の心の中には、何とも言えない、
わけのわからない怒りが残っていた。
それらが、この日、噴出した。
「セックスもできないような女と
夫婦をしていて何になる。
子供もできないままで、何のために働いているんだ。
仕事なんてできなくてもいい。
もっと家庭的な女とやり直せ」
光男が言い募った。
光男の頭の中には、ある週刊誌の記事や、
テレビの情報番組の情報、そして、自分の経験、
その他もろもろの情報があった。
それは、バツイチ女性の方が包容力があって、
バツイチ同士の方が結婚生活が上手くいくという
情報だった。
実は、光男自身も、満の母とは再婚だった。
光男は結婚して、4年で離婚していた。
妻の浮気が原因だった。
満の母の最初の夫は、二股だった。
結婚する前から他の女性とも関係を持っていて、
それを隠して結婚したという事情だった。
お互いにバツイチ同士でうまくいった光男と妻。
満の姉は、妻の連れ子だった。
それでも家族円満に過ごせた。
働くのは光男。妻は専業主婦で、
2人の子供を育てた。
その成功体験が光男を突き動かした。
「離婚して、人生をやり直せ」
光男が言うと困惑する満。
いつもにはない父の強い言葉に、心が動いた。

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