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面会に来た嫁を襲う老人ホームの鬼畜たち
第15章 15
「落ち着いているのですね」

雑談を始めた揚子に驚きしかない茉莉花。

つい先程まで、事件に巻き込まれていたのに。

「そう?よくあることって言ったでしょ。
慣れてしまえば、なんでも、何ともないわ」

揚子が笑った。洗面室から出てくると、

人民服姿の男が待っていた。

他の軍服を着た男性たちはいなくなっており、

先程の三人の男たちも連行されたのか、

もう、部屋にはいなかった。

人民服姿の男は、揚子を呼ぶと、

何か報告をしている風だった。

茉莉花には聞かれたくないのか、

小声で囁くように話していた。

その男が出ていくと、揚子が、

「男って、どうでもいいことを、
さも大事そうに話すから笑えるわ」

と、言いながら、茉莉花の肩を抱くようにして、

ソファに座った。

「あの男。わざわざ、待っていて、
なんて言ったと思う?」

茉莉花の返事も待たずに、

「このことは内密にですって。
いったい誰に話すっていうのよ」

と、揚子は言って笑った。

「ホント、もう少しましな男を寄越せっていうの」

揚子が茉莉花を見た。茉莉花には、

そのもう少しましな男の意味がわからなかった。

それは、あの三人なのか、

それとも、今の人民服姿の男なのか。

茉莉花の表情から読んだのか、揚子が、

「その両方よ」

と、笑った。

「イケメン男子でテクニックがあって、
イカせてくれるなら、無理やりも嫌ではないけど、
テクニックもない、貧相な陰茎では迷惑なだけ」

揚子は笑いながら続けた。

「そういうものなのですか?」

茉莉花には理解できない話。

アダルトビデオの世界ならあるのかもしれないけど、

揚子の話はリアルな現実世界の話。

「そうよ。さっき、言いかけていた話だけど、
茉莉花ちゃんは既婚なのよね?」

と、茉莉花の指先を再確認して話した揚子。

「はい。結婚しています」

茉莉花は答えながら、

揚子は結婚していないことを思い出した。

出発前に、揚子の情報を調べた際に気が付いた。

「結婚生活は楽しい?」

揚子が訊いた。楽しい…。

茉莉花にとって楽しいかどうかではない結婚生活。

満の優しさに惹かれて、付き合い、

満から結婚したいと伝えられ、承諾した結婚。

楽しい時期もあった。

今は、仕事上のパートナーと夫婦というパートナー。

両方が並立。
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