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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第31章 導きの神と繋ぐ指先
「ああっ♡」

ずん、と腰が突き上げられてくる。
急に来たその衝撃が、喉の奥まで響いてくる気がする。

この体位、後で知ったのだが、昔風の言い方では『茶臼伸ばし』と言うらしい。騎乗位と似ているけど、身体が密着している分だけとっても気持ちがいい。さっきと違うところがこすれてきて、とっても深く彼を感じることができる。

ただ彼が大きく動くのは難しいみたい。
2〜3回下から突き上げてきたかと思うと、体勢をぐるっと変えられる。

今度は私が下にされ、右足だけを肩に抱えあげられる。
これは『松葉崩し』と言われる体位。

ここから、スパートとばかりに、素直さんがぱちゅぱちゅと腰を打ち付けてくる。

「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡・・・!」

奥をグリグリえぐられるようにされ、あっという間に私の身体は絶頂に押し上げられていく。

「ゆ・・・らさんっ!」
「イッて!・・・お願い!
 私・・・私っ!」

私も限界だった。
パンパン突き上げられて、目の前がチカチカしてくる。
息苦しさにも似た気持ちよさが溢れかえって、身体が震えて・・・脳まで痺れて来て・・・

「い・・・くぅうう!!」
ビクビクっと身体が再び痙攣する。
快感の洪水が脳を侵していき、その奔流が身体を駆け巡る。

じわっとしたあったかさを身体の中に感じたのは、
その直後だった。

素直さんの腰がふるふる震えているのを感じる。

イッて・・・くれたの?
よかったよぉ・・・

足が降ろされ、私の中にまだ『彼』が残ったまま、
再び私はぎゅうっと抱きしめられる。

「ゆらさん・・・すごい、気持ちよかった・・・」
「うん、ん・・・私、私も・・・素直さん・・・気持ちいい、すごく・・・すごく」

そう、すごくなんだ。
言葉にしきれないよ。
いつもそう思う。

そして、セックスした後の、このぎゅっとされるのが、本当に私は好きだった。

このまま、ずっとこうしていたい。
とっても、とっても気持ちいいから・・・。

「もう少しこうしてて」
「うん・・・じゃあちょっとだけ」

少し体を横にしてくれる。
若干、密着感は落ちるけれども、確かにずっと上に乗ってられると苦しいかもしれないから、この方がいいかもしれない。

「ゆらさん、今日すごかった・・・」
「だって・・・」

だって、だ。
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