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御朱印女と怪談男〜にさつめっ☆〜
第26章 古の都と深まる絆(前編)
最初はちょっと、待って!と思っていたのだけれども、車窓に流れ移ろう光景・・・対向車のヘッドライトがビュンビュン通り過ぎていくのに、遠くの街並みはゆっくりと過ぎていくような・・・そんな不思議な景色を見ているうちに、そして何より、子供みたいにしっかりと背中から抱きすくめられている大きな温もりを感じているうちに、私の身体から、ゆっくり、ゆっくりと力が抜けていってしまう。

「な?ちょっと、こういうのもいいだろ?」
「う・・・うん・・・びっくりしたけど」

ふふっと、彼が笑う。
たまに彼は、私が思いつきもしないようないたずらっぽいことをする。
前に、出張の時とかに『いつか彼女ができたらしてみたいなあ』と考えていたことがいくつかあるんだ・・・みたいに言っていた。

もしかしたら、これもそのひとつなのかも。

オレンジの光がどんどん流れていく、夜の高速道路。
夜中に近いせいか、対向車も並走する車もさほど多くない。

そっか、彼女か・・・

そんな風に思ったら、またひとつ身体から変な力が抜けていった気がした。
彼の胸に耳をつけると、心臓の鼓動がとくとくと聞こえてきて本当に心地が良い。そんな風に思っていると、彼の大きな手がするりと私の胸を覆うようにしてきて、きゅっとナイトブラ越しに乳首を摘んでくる。

「んっ・・・いやん♡」

密着した姿勢でそんなふうに愛撫されちゃうと、たったそれだけの刺激なのに、変な気分になってしまう。ダメダメ、なんてふざけ半分で言っていて、最初はすぐにやめてくれるだろうと思っていたのだけど、くりくり、くにくに、一向にやめてくれる気配がない。

「はぅ・・っ・・・だ、だめっ・・・だよっ・・・こんなとこで、そんな・・・ぁっ♡」
執拗におっぱいの先っぽばかり責められて、ムズムズ、ソワソワしてきてしまう。腰のあたりが勝手にふるふると左右に揺れ始めちゃって、お腹の中がだんだんじゅんじゅんしてくるのを感じる。

「感じてる?」
耳元で素直さんが囁く。その声が耳朶に響いて、ゾクリと背筋を震わせる。それは、くすぐったいような気持ちいいような、そんな刺激。

しかも、カプッと耳たぶを甘噛みされ、ぺろぺろっと舌を這わされる。

ゾクゾクゾクッ!
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