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O……tout……o…
第1章 おとうと
 30

 その指による快感が気持ち良かった…
 そう…
 麻薬の如くに気持ち良かったのだ。

 もっと、もっとと…
 またシたい、シて欲しいと…
 
 そしてそんな昂ぶりの欲望は…
 いや、きっと本能の導きだったのだと思う。

 すると…
「あっ、えっ、や、し、しんちゃんっ」
 突然しんちゃんは、ガパっとわたしの両脚を広げ…
「あっ、あんっ、やんっ」
 舐めてきたのだ。

「あっ、あ、あーちゃん…」

「や、ん、し、しんちゃんっ…」


 ズキズキとアソコが…
 奥深くから快感の疼きが昂ぶり…
「はぁん、や、やん、んんっ…」
 全身から汗が噴き出し…
 快感でカラダが自然に震え…
「あぁ、やぁ、なんか、なんかぁ、あぁ、アソコが痺れるぅ…
 なんかぁ、へ、変なのぉぉぉ…」
 わたしは、続けてイッてしまった。

 だが、あの時はまだ、そんな快感の絶頂感の昂ぶりが良く理解できていなかった…
 ただ、ただ…
 気持ち良い…
 痺れるくらいに気持ち良かったのである。

 そしてあの初めての夜は…

 あの頃は…
 恥ずかしいという羞恥心より、快感の方が…
 未知の性への快感の興味や切望の方が、遥かに強かったのだ。

 そしてわたしたちは、あの麻薬の如くの甘い快感に翻弄され…
 お互いに手探りに…
『はぁぁ、そう、ソコぉ、ソレをもっと沢山舐めてぇぇ…
 もっと、もっとぉ気持ち良くしてぇぇ…』
 快感を求め、迷走していくこととなる。
 

 この夜からわたしと、義弟である中一のしんちゃんの二人は…
 近親相姦という禁断の快感という深い沼に…
 ハマり…
 沈み込み…
 心の迷宮に迷い込んでしまっていったのだ。

 そしてあと一泊二日、両親が不在というせいもあったから…
 歯止めが効かずに…
 お互いの部活が終わってからの夕方から次の日の朝まで、狂ったオスとメスのようにお互いの快感を手探り、貪り合っていく。

 いや、あの夜がきっかけとなり、そして夏休みということもあり、また、両親とも昼間は仕事で不在であったから…
 ほぼ毎日の様に二人で快感を貪り合い…
 愛し合っていったのであった。

 でも…
 快感に溺れながらも、わたしの中に『妊娠』という二文字が徐々に大きく浮かび上がってくる。




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