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O……tout……o…
第1章 おとうと
 20

『女だってオナニーするのよ…』

『わたしはたまぁにシてるわよ…』

 そんな先輩たちの声が脳裏を巡り…
 ドキドキが、ウズウズとなり、そしてジンジンと疼きが強くなってきていた。

 なんとなくだけど…
 自分で弄りたくなってきていた…

 そして昔の、幼い時分に…
 無意識に座布団や枕を股間に挟んだり、押し付けていた記憶も蘇ってきていた。

 すると…

「あ、あーちゃんっ」

「あっ、えっ」

 突然、しんちゃんが、感極まった声を出しながら抱きついてきたのである。

「あっんっ、うぅ…」

 そしてしんちゃんは、また再び、キスをしてきて、無理矢理に舌先を唇に割り込ませてくる…

 あぁぁ…

 だが、わたしは、その唇を…
 入ってきた舌先を…
 拒否できない。

 いや違う…

 内心、嬉々として…
 ドキドキと胸を高鳴らせ…
 ウズウズと奥深くを疼かせ、昂ぶらせ…
 それを受け入れていく。

 そしてその舌先の絡まる感触に…
 入り込んでくる唾液の甘さに…
 心とカラダの奥が…
 ジワリと緩んでくるのを自覚する。

 え…

 あ…

 もしかして、これが…

 濡れてるって事なの…

 アソコが…

 いや、アソコの奥がズキズキと疼き…

 何かが…

 いや、ナニかが…

 ジワリと溢れてくるのを感じてきた。


『男はさぁ、興奮すると勃つけどさぁ…
 女はねぇ、濡れてくるのよぉ…』

 これが…

 これがそうなのか?…

 今、思い返すとこのしんちゃんのキスは、ぎごち無く、かなり荒々しいキスであったのだが…

 あの時の、わたしの初めてのキスは…
 心とカラダを゙蕩かせ、溶かせ、融かせてしまう程に…
 興奮し…
 甘かった…
 そして、心とカラダが痺れ、濡れてもきていた。

 この時、わたしは部屋着であるユルユルの短パンを履いていたのだが…

 あっ…

 股間がぐっしょりと濡れているのに気付いた。

 また自分の素脚としんちゃんの足が絡まる感触が心地よく…

「あっ、んん、あぁ…」
 それにしんちゃんは夢中になってわたしを抱き締め、足を絡ませてきたから…

 あっ、んっ…

 優くんの太腿が、わたし股間の間に入り込み、グイッと押してきて…
 その感触が快感で…
 
「あっ、んっ」
 快感を感じ震え、思わず声を漏らしてしまう。




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