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Mの誘惑 -封じ込めた告白- 和田みさき著
第11章 息子の万引き
「ギャァ- 痛い。もうやめて。お願いですからやめてください」
「『どんな事でもします』と言ったのを覚えているな。今日のところは、挨拶がわりと言うことにしといたろ」
そう言うと、彼はPCの画面を覗き込みながら、
「こりゃ、いい画像《え》が撮れた。当分おかずに困らんな」
そう言ってオ-ナ-が画面をこちらに向けると、私の上半身裸の姿が映し出され、今やり取りした音声も流れてくる。
「ここは、コンビニやから、カメラはぎょうさん設置してある。万引きシ-ンもええけど、このビデオは最高や。また連絡するわ。今日は帰ってええで」
息子のことを助けたい一心で、言われるままになったことを死ぬほど後悔しました。
これから先、何をされるかわからない不安と恐怖で、数日を過ごしたのです。
ちょうど10日後に、オ-ナ-から連絡があり、店に呼び出されました。
すぐに車に乗せられ、新神戸トンネルを抜けて、北区に出る。 六甲山を越えると田園地帯が広がっており、幹線道路から少し入ったところにオ-ナ-の自宅はありました。周囲が、土壁に囲まれた純日本風建築の母屋に、白壁の蔵も備えた立派な建物で、地域の名士であることが窺えた。
「『どんな事でもします』と言ったのを覚えているな。今日のところは、挨拶がわりと言うことにしといたろ」
そう言うと、彼はPCの画面を覗き込みながら、
「こりゃ、いい画像《え》が撮れた。当分おかずに困らんな」
そう言ってオ-ナ-が画面をこちらに向けると、私の上半身裸の姿が映し出され、今やり取りした音声も流れてくる。
「ここは、コンビニやから、カメラはぎょうさん設置してある。万引きシ-ンもええけど、このビデオは最高や。また連絡するわ。今日は帰ってええで」
息子のことを助けたい一心で、言われるままになったことを死ぬほど後悔しました。
これから先、何をされるかわからない不安と恐怖で、数日を過ごしたのです。
ちょうど10日後に、オ-ナ-から連絡があり、店に呼び出されました。
すぐに車に乗せられ、新神戸トンネルを抜けて、北区に出る。 六甲山を越えると田園地帯が広がっており、幹線道路から少し入ったところにオ-ナ-の自宅はありました。周囲が、土壁に囲まれた純日本風建築の母屋に、白壁の蔵も備えた立派な建物で、地域の名士であることが窺えた。

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