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赤椿の島、青き恋~椿島の人魚たちへ
第2章 叶わぬ夢~憧れ~
 確か名は、ミンといったか。島の者たちは皆、〝閔大監〟と呼んでいる。そのミンがいきなり、だみ声で叫ぶように言った。




「何ともはや、見事な舞であった。その方が噂に聞く楊香蘭か。まさに海から陸(おか)へ上がったばかりの人魚と見間違えたぞ。ささ、褒美として盃を取らそう。これへ」
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