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赤椿の島、青き恋~椿島の人魚たちへ
第4章 心に降る雨ー海辺にて、炎の一夜。身も心も燃やし尽くしてー
 香蘭がまた身をよじると、今度こそ、男は香蘭のすんなりとした両足を抱え上げ、遠慮無くひと息で胎内に挿入(はい)ってきた。彼は信じられないほど熱くて、なめらかで、固く、そして大きい。香蘭は男性経験はけして多くない。むしろハンスと結ばれた一度きりだ。


 挿入の痛みは破瓜の瞬間より香蘭を責めさいなみ、香蘭は痛みに絶叫した。


 男が愕いたように、香蘭の顔を覗き込む。彼は逞しい両腕で香蘭の顔の両脇に手をついて身体を支えている体勢だ。


「そなたー」


 いや、と、男が唸る。


「処女というのはあり得ない」
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