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イケナイアソビ。
第8章 恋して! ウェアウルフ

 丞がウェアウルフだと話したとしても誰も信じてくれないだろう。
 もちろん、この一件について他言するつもりはない。

 自分が好きな人の弱点を他人に売っても自分の得になんて何ひとつならない。
 だから宝は迷うことなく頷いて見せた。

「丞のやつ。これで貸しふたつだな」
「さあて、次は何を買ってもらおうかしらねぇ」
 阿佐見は指折り何かを考えている。

 宝はふうっと息をつき、気持ちを落ち着かせると、阿佐見たちと共に湖から離れた。


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