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イケナイアソビ。
第9章 僕はキュートな吸血鬼

「可愛い声で鳴くじゃん。愛良ちゃんのココ、もっと穿ってゆるゆるにしてやろうか」
「あ、じゃ。俺も!」
「ひぐうっ!」
 二本の指とさらに別の指が僕の後孔を我が物顔でバラバラに動き、肉壁を擦る。
「愛良ちゃんのここ、何本の指が挿入(はい)っちゃうの? 三人同時に突っ込めたりして」
 僕の淫らな喘ぐ声と潤滑剤が中で掻き回される水音と下卑た笑い声が倉庫内に響いている。
「あっ、あっ! っひぅ……あんっ!」
「媚薬が効いてきたんじゃね? 愛良ちゃん、太い俺らのが欲しいよねぇ」
「ん、っふ、……ああ」
 各々の陰茎を見せびらかす。
 そのうち二人はたしかにさっき射精した。
 それなのに、もう勃起していて、すっかり回復していた。

「乱れる愛良ちゃん見てまた勃っちゃった……」
「愛良ちゃんが孕むまで、中にたっくさん注いであげるね」

「っひ……」
 好きじゃない人に抱かれる。
 胸が痛い。
 苦しい。
 息ができない。

 だけどこれは神様からの罰だ。
 人の心を弄び、食事をした罰。
 僕は、汚い化け物だからーー……。


 それでも、俺の身体は疼き、快楽を求めて腰を振る。

 いくら媚薬の所為だとはいえ、こんなイヤらしい自分なんて知りたくもなかった。
 たしかに欲しい。
 身体が熱くて焼けてしまいそうだ。
 疼くこの体をどうにかしたい。
 でもこんな奴らのものじゃなくて……俺は……。


「……っひ、あっ、あんっ!」


 優、優。
 もう一度会いたかった。
 こんなことになるのなら、優の存在を知らなければよかった。

 そうしたら、この人たちに抱かれても何とも思わなかったのに。
 そうしたら、俺はいつだって愉しみながら食事ができたのに……。


 優……。


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