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人妻監禁調教取調室
第6章 脅迫
あいてて…

あの人、いきなり蹴り入れてきたよ


ベルファイアが信号待ちしていた時に武史がボヤいた

マリカに蹴られた腹を見てみるとヒールの踵の跡が
みぞおちにくっきりと浮かんでいた



変な事を言うからよ、ましてあの先生
昔ムエタイやってたらしいし…



そうなのかよ…参ったな
良い解決策だと思ったのに…


夫の義務を果たす気概の無い発言に少し憤りながらも
美人女医に魅了されつつあった美沙は武史に質問してみる



ねぇ…もし私がマリカ先生とエッチしてたら
あなたはどうするつもりだったの?



勿論、遠慮なく拝見させて貰ったよ
是非とも見てみたいし美沙とマリカ先生
最高の組み合わせじゃ無いか!



躊躇無く即答する夫であった…



妬いたりしないの?



そりゃ当然妬くに決まってるさ?
美沙の事は愛してやまないんだから



なら何故?



愛してるからこそ大事な妻が寝取られて
淫らな行為をしているのを見るのが興奮するのさ



得意気に武史は力説した



そんな様子の夫に妻は腹立たしい気持ちに
駆られ更に突っ込んで質問する



なら、もし今回の件で私が犯されてた時に
あなたがその場に居たら見学してたの?



妻の態度がキツめになったのを察知し
武史は言葉を慎重に選んだ




いや!それは流石に無い

美沙を酷い目に合わせた犯人を憎むし
俺が現場に居たらそいつを叩きのめしてやったよ



本当かしら?
逆に返り討ちに合いそうね…




頼りない夫に毒を吐きながら
美沙は1日ぶりに自宅マンションに到着した



既に夕方5時を時計が回っている



自宅の玄関を開けると竜一が走って出迎えた



母ちゃんお帰りなさい!



ただいま、竜一心配掛けてごめんなさい



母ちゃん、本当に心配したんだよ!



ゴメン、ゴメン



泣きじゃくる息子の頭を撫で詫びた




さてと…腹減ったな…



武史はわざとらしく妻と息子の間に割って入る



そうね、もうそんな時間ね
夕食の準備するわ



帰って来て早々で悪いけど宜しく頼む



おかずは何にするの?



竜一の泣き声は既に無く
関心は夕食に移っていた



昨日作れなかった中華飯よ



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