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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第46章 甘い誘惑
 一ノ瀬さん、夏美さんを説得してくれたの? 
 私、バカだ……。一ノ瀬さんは簡単に私を見捨てる人じゃないってわかってたのに……私、自分のことしか考えていなかった……。


「一ノ瀬さんっ……」


 私は目に涙を浮かべながら、一ノ瀬さんに「ありがとうございます。気持ちが落ち着いたら、兄とすみれ洋菓子店に行きます」と返信した。


 するとすぐ一ノ瀬さんから電話がかかってきて、私は戸惑いながらも電話に出た。


「……もしもし……」

『陽菜、今どこにいるんだ?』

「えっ……、自宅です……」

『良かった、ちゃんと家に戻っていたんだな』


 電話の向こうで、ホッと息をつく一ノ瀬さんの声が聞こえた。


『心配したよ……。君がもう電話に出ないんじゃないかって不安になった』

「一ノ瀬さん……」


 一ノ瀬さんも不安になるんだ……。


『本当は今すぐ君のもとへ行って、君を抱きしめたい。君の不安を取り除きたい。だけど自宅なら難しいよな……』

「……っ……」


 一ノ瀬さんがこんなにも私を心配してくれるなんて嬉しい……。


「私……もう一ノ瀬さんに呆れられたのかと思って、別れ話を切り出されるかと思いました……」

『そんなわけないだろう』

「だって……、逃げてしまったからっ……」

『確かに仕事を途中で投げ出して逃げるのは良くない。でも誰だってあんなふうに頭ごなしに言われたら逃げたくもなる……。でもオレはそんなことで君と別れたりしないよ、オレは君の上司じゃないからね』

「……っ……」

『今は一番に陽菜のことを考えている』

「えっ……」



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