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わたしの妄想日誌
第6章 若い子と(2)

「『昭和』かぁ…」
そんなに感心することでもないと思うけど。
「あの…『西暦』でいうと…?」
なかなかしつこいわね。
「二十世紀よ」
「二十世紀は千九百年代ですよね…」
なんだか骨とう品みたい。自分でも可笑しくなるけど二十一世紀生まれではないから仕方がない。
「そりゃそうですよね。すみません。へんなこと聞いちゃって」
はぐらかされてばかりで、ようやく諦めてくれたようだ。『へんなこと』でもないとは思うけど、やっぱり歳は歳よね。自分でも正直に答えることにためらいがあるくらいなのだから。
「別に構わないけど。こちらこそ若くなくてごめんなさいね。あなたは二十一世紀生まれふぁっていうのに」
「いえ、そんなことないです。若いです。すごく若いです」
そうよ。貴男だって何度もイってたじゃないの。昭和うまれのお〇んこで…。そこまで一生懸命フォローしてくれるくらいなら、はじめから歳なんかきかなければよかったわね。
「ありがと。お世辞でもうれしいわ」
「お世辞なんかじゃないです。歳なんか関係ないってよくわかりました」
やっぱり、まだ歳のことが気になるのかしらね。何がどうわかったのか、よくわからないけど、とりあえず感激してるみたいだから許してあげる。ホテルを出たらステーキでもおごってあげようかしらね。
「なんか、その、『消費期限』と『賞味期限』の違いがわかったような気がします」
やっぱり許さない。
そんなに感心することでもないと思うけど。
「あの…『西暦』でいうと…?」
なかなかしつこいわね。
「二十世紀よ」
「二十世紀は千九百年代ですよね…」
なんだか骨とう品みたい。自分でも可笑しくなるけど二十一世紀生まれではないから仕方がない。
「そりゃそうですよね。すみません。へんなこと聞いちゃって」
はぐらかされてばかりで、ようやく諦めてくれたようだ。『へんなこと』でもないとは思うけど、やっぱり歳は歳よね。自分でも正直に答えることにためらいがあるくらいなのだから。
「別に構わないけど。こちらこそ若くなくてごめんなさいね。あなたは二十一世紀生まれふぁっていうのに」
「いえ、そんなことないです。若いです。すごく若いです」
そうよ。貴男だって何度もイってたじゃないの。昭和うまれのお〇んこで…。そこまで一生懸命フォローしてくれるくらいなら、はじめから歳なんかきかなければよかったわね。
「ありがと。お世辞でもうれしいわ」
「お世辞なんかじゃないです。歳なんか関係ないってよくわかりました」
やっぱり、まだ歳のことが気になるのかしらね。何がどうわかったのか、よくわからないけど、とりあえず感激してるみたいだから許してあげる。ホテルを出たらステーキでもおごってあげようかしらね。
「なんか、その、『消費期限』と『賞味期限』の違いがわかったような気がします」
やっぱり許さない。

