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微熱に疼く慕情
第11章 【普遍的な真理】

ようやく身体も慣れてきた
隣に座る明島さんの膝の上に乗り上げて
膨らみに擦り付ける
「一華っ」て呼ぶ唇を塞いで硬くしていくよ
素直な女が好き?
それとも、強かな女が好きかな……
「抱いてよ……この熱を鎮めてくれないと私、他の場所に行っちゃうよ?首輪して、飼い慣らしてたつもり?もう……誰も考えられなくなるくらい刻みつけてよ……っ」
溢れ出る想いが頬を濡らす
その場で押し倒されて上下逆転した
「愛して……もっと、お願い、この震え止めて」
何も言わずにセックスしてくれる相手が本当に必要な時もある
理屈抜きで抱かれたい時がある
求められてる
愛されてる
確証が欲しい
それを一番に与えてくれる人が明島さんなの
私に全てを1から教えてくれたから
あちこちに括っては散乱する使用済みコンドーム
気が付いたら日は落ちていて
身体中、赤い印や噛み跡だらけだった
場所もベッドに移動していてドサッと倒れ込む2人
「も、もう出ねぇ…」
「うん……ありがとう、ございます」
途中、意識を手放さないように何度も寸止めされた
最後まで一緒にイケたの
鏡で見てびっくりして笑う
凄いアザ……
こんなところまで噛まれてる
「すまん」って謝らないで
嬉しいの
当分消えないだろうから誰とも会えないよ
都合良く、翌日には生理が来たし
どうにか切り抜けれそう
でも消えて欲しくないな……
また、調教してくださいね
シャワーを浴びるたびにこのアザを見てまた疼くのです
時々会いに来てくれるだけじゃイヤ
もう震えてきたよ
1人の夜は寂しい
誰か来て……

