この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女旅芸人衆の淫ら旅
第1章 第一章 医は妊術なり
「世界に?」
「ソウデス、私ハ、コレカラ アフリカニ行キマス」
「アフリカ?」
当時の日本は鎖国政策を推し進めていて
海外との貿易は清(しん・今で言うところの中国)やポルトガル、オランダの三国としか交流がなかった。
なのでアフリカと言われても、それがどんな国なのか良案にはピンと来なかった。
「それは、まだ知らぬ異国の事ですか?
ならば、私も道中をお供をさせてください!」
「ソレハダメデス!良案ニハ、ジャパンヲオ願イシタイノデス」
「スイフト先生は日本を良案先生に託されたのです」
看護婦のお瞭がアダム・スイフトの本意を良案に説いた。
「オ願イシマス、ジャパンヲ頼ミマス」
長身のスイフト先生が体をくの字に折って頭を下げた。
ここまでされればドクタースイフトの意向を受けねば日本男児としての名が廃(すた)る。
「わかりました、この良案、ドクターの弟子として名を汚さぬよう精進いたします」
こうして杉田良案は日本に西洋医学を開いて行く戦いが始まった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


