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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
悠希はホテルに戻って 何度か奈緒の携帯に
電話を入れ、その度 留守番電話に お繋ぎ・・・
その音声を聞く度、今頃は・・・・
先週の奈緒の痴態を思い出し 手に持った
携帯を眺め続け諦めたまま 携帯をテーブルに
置こうとした時 携帯が震え 慌てて
通話を押し 聞きたかった声が 携帯の
向こうから聞こえてきた

・・・ 悠ちゃんゴメンね シャワーしてたから 気が付かなかった ・・・

変わらない甘え声 奈緒の傍に社長の姿が目に
浮かんで来る 社長の勃起した物を握り 乳房の
愛撫に顔を顰める姿を思い出し
判って居る事を聞いてしまう

ーー 今は!? ーー

・・・ 家だよ! なんで? ご飯食べた? ・・・

微かな布ずれの音、明らかに奈緒の横に
人の居る気配を感じながら通話を続け

ーー 同僚と 居酒屋で少し 今ホテルに帰って来た ーー

ーー 誰か居るの?? ーー

・・・ ううん! テレビの声だよ!! う”・・・
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