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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
リビングに静寂が広がり 社長と奈緒が
顔を見合わせ笑い顔が、画面から音が消え
静まり返る、広いリビング、二人見つめ合い
社長は奈緒の手を握り、奈緒の目を見つめ
頬を薄紅色に染めた奈緒が 顔を上げ

ーー ビクッ!!! ーーー

体を強張せるのが伝わって来る
社長の体が奈緒に覆い被さり 
首筋に唇が触れ、上を向く奈緒の困惑した
表情と 首筋を這う社長の唇から感じるのか
目の中に違う光が浮かび上がるのが見え

肩に回された腕、首筋に顔を付ける社長の姿
ソファーに体を預け 上を向き朧な光を
浮かべた目が天井を見つめている奈緒の顏

・・・ これから ・・・・

思わず 口の中溜まった唾液を
飲み込んだ
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