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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
膣の中のローターから強い振動が奈緒を襲う 
顏を顰め 出そうに成る声を押さえ 隣に
座る男の腕を掴み、耐える快感 堪え切れない快感に
口元が開き頭を仰け反らせ、掴んでいた腕に爪を立て
握った手を口元に当て、出そうに成る喘ぎを飲み込み
閉じた目で俯いたままの、車中に微かな喘ぎの声が 

男がONになっているスイッチをカメラに晒し
OFFに動かし、同時に車内に少しだけ響いていた
機械音は消え 車は止まった、社長の声が

「 降りるぞ 」

駐車場の向こうに緑の木々が見え
男達が降り、奈緒は一人後部座席に蹲っていた
隣に座って居た若い男は一度降りたが 
再び車に乗り込み 奈緒の手を引いて来る 
ワンピースの前を開いたまま 手を引かれ
少し高い車高から足を踏み出し
羽織ったワンピースから零れる白い肌
裸体に纏わる赤い縄が 先に降りた男達の目に晒され

開いたワンピースを 両の手で合わせ
男達の視線から 裸体を隠す様に
車から降りた
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