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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月
何時もの妻の姿、和彦は最近早紀と会話している時
何故か違和感を感じ 早紀の表情を窺っていた、
単なる思い違い和彦は自分に言い聞かせ、
近頃早紀の言葉が優しく成り、何時も子供達に小言を浴びせ
イライラとした言動が少なく成って居る

・・・何時から?・・・・

思い出そうとしても判らない?
それに伴って会話を交わしている時、
二人の間に、薄い膜を感じて居た、
目の前で笑顔を見せて来る早紀に
気の所為と頭を振っていた

「 来週の金曜も、町内会の集会有るの 嫌に成っちゃう 」
ご飯茶碗を抱え、おかずに箸を伸ばした早紀が言う

「 そんなに多いのか 先々週で今週で来週 」

「 色々有るの、ゴミ置き場の前に新築の家が建ったでしょう 
  そこに住んだ人が、家の前にゴミ捨て場なんて嫌だと、
  町内の役員さんに文句を言いに行ったらしいの 」

「 ゴミ捨て場は昔から、有った場所だろう 後からきて文句を言う 」

「 ゴミ捨て場を何とかしないなら、町内会に入らないから、凄い剣幕で
  言ったらしいのよ それが今日の議題だったのよね 」

「 皆は何て言ってた ? 」

「 貴方と同じ事、 皆言ってたは 」

「 場所を動かすと、 皆が困るのよね、それに場所が決まったら
 収集する方へも連絡しなければいけないし、場所も無いのよ 」
早紀が困った顔で溜息を付き和彦は早紀の話を半分聞き 
目はテレビのスポーツニュースに向けていた

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