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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月
噴き出す様に、吐き出す様に 脈打ちながら
白濁は熱い飛沫を早紀の子宮に浴びせ
肉竿を包む膣は早紀の呻きに合わせて、締め付けてきた
子宮に白濁を浴びる度 明かりの下のふっくらとした頬が
痙攣を繰り返し、閉じた目が微かな痙攣を繰り返し
荒い息を吐き出した早紀は目を開け、はにかんだ笑顔を
康二に向けた、吐き出したばかりの肉竿から力が抜けていく
追いかける様に膣が力ない肉竿を締め付け 康二は
膣の中に肉竿を収めたまま 明かりの下の白い乳房を
両の手で愛撫し 腰を外して体を被せ 早紀の両の足が
床に投げ出された、ひざ下まで降ろされたジーンズと
白いパンティーが明かりの下に浮かび、揃えた足の間の
黒い陰りを浮かばせ、康二は唇を被せ早紀の舌を追う
早紀の手が康二の首に回され、貪る様に唇を求め
舌は康二の下に絡み続け、吐息を吐いて二人の顔が
離れて、起き上がった康二が声を掛けた

「 帰りましょうか 」

横に成った早紀が頷き起き上がると 膝に絡まる
下着を引き上げ、立ち上がってジーパンを履き直し
ブラジャーを止めてシャツを出したまま 康二に頷き
集会場を後にした 街灯の明かりに長い髪が反射し

「 来週火曜 」

見上げて来る早紀の目が 潤んだまま頷く
分かれ道に差し掛かり、康二は回りを見回し
少し陰の処を見付け、早紀の手を引き向かい合い
顔を重ねて行く、舌先が早紀の口腔内を蠢き
早紀が小さな吐息を吐き、繋いだ手を名残惜しそうに
放して、後ろを向き歩み去って行った
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