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心の中のガラスは砕けて散った
第5章 5月
康二は翌週溜まっていた有休を 綾乃には言わずに取り、
早紀が働いている、ファミレスへ昼食を食べに向かった
昼飯を食べるだけ、誤魔化す様に自分に言い聞かせ、
ファミレスのドアを開け店内を見回して早紀の姿を探し
声を掛けられた

「 いらっしゃいませ 」

若い主婦だろうか、オレンジの制服で人数を聞かれ、一人だと言うと
カウンターへ案内され、メニューから定職を見て注文を終え、
店内を再度見回す、同じ制服を着た早紀が
客席を独楽鼠の様に動く姿を見つけ、眺め続けていた
小柄な体形の早紀、一つ一つのテーブルを明るい笑顔で
動き回る姿に、短いスカートから覗く
ストッキングに包まれた足を見て、
裸を想像し、抱きたい、妄想が膨らむ 
小柄な体の下の裸体、康二の体の下で
喘ぎを上げ悶える姿を想像していた

視線に気付いたのか、早紀が振り向き
康二を見て笑顔を出して足早に近付き、
カウンターの向こうから、康二の前に立ち

「 会長さん、お昼ですか? 」

長い髪を頭の後ろで纏め、白く細い項を見せ
オレンジの制服は胸の膨らみを康二に見せ
飲み終わった、コーヒーカップに珈琲を注ぎ、
カップを康二の前に差し出して、大きな目が覗き込んできた、
視線を合わせ、

「 早紀さんの、顔を見たくなって休みを取ったんだ 」

早紀の動きが止まり、康二を恥ずかしそうに見て、笑顔を出して
康二の前に、注文した商品が出されたのを見て、他の客の処へと
その日早紀が康二の席へ来ることは無く 康二は昼食を取った後
市内の図書館で、午後の時間を過ごして自宅へ戻った
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