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雨が好き
第71章 お兄ちゃん

・・・え?
私が思ったことと同じこと、多分、蒼人さんも思った。
不思議そうな顔で水際さんを見ていた。
「え?何?何?」
水際さんは至って普通に。
その様子を見て、蒼人さんも何かを言うのをやめたみたいだった。
「え・・・うん・・・えっと、こっから車で1時間半くらいのところで・・・」
お店の説明。
フランス料理のシェフが山頂の洋館を改築してレストランとして営業している、とか。
お庭のイルミネーションがきれいだ、とか。
イルミネーション込みだとすると、料金もお手頃だ、とか。
「そうなんだ!いいなあ!私も彼氏とそういう所、行きたいな!」
その言葉に、私の心臓が、小さくトクンとする。
・・・水際・・さん・・・
「ああ、お勧めだよ」
ここに引っかかったのは私だけ。蒼人さんは、お店の名前とか、予約の取り方とか、いろいろ水際さんにお話していた。
水際さんは、ずっとずっと、ニコニコしていた。
私が思ったことと同じこと、多分、蒼人さんも思った。
不思議そうな顔で水際さんを見ていた。
「え?何?何?」
水際さんは至って普通に。
その様子を見て、蒼人さんも何かを言うのをやめたみたいだった。
「え・・・うん・・・えっと、こっから車で1時間半くらいのところで・・・」
お店の説明。
フランス料理のシェフが山頂の洋館を改築してレストランとして営業している、とか。
お庭のイルミネーションがきれいだ、とか。
イルミネーション込みだとすると、料金もお手頃だ、とか。
「そうなんだ!いいなあ!私も彼氏とそういう所、行きたいな!」
その言葉に、私の心臓が、小さくトクンとする。
・・・水際・・さん・・・
「ああ、お勧めだよ」
ここに引っかかったのは私だけ。蒼人さんは、お店の名前とか、予約の取り方とか、いろいろ水際さんにお話していた。
水際さんは、ずっとずっと、ニコニコしていた。

