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天狐あやかし秘譚
第117章 献身奉仕(けんしんほうし)
「水無〜〜〜っ!!」

突然、父が私に襲いかかってきた。そのまま布団に引き倒される。何が起きたのかわからない私は無茶苦茶に手足をばたつかせて抵抗したが、バチン!と父に頬を張られて急にスイッチが切れたみたいに抵抗ができなくなった。

思えばこの時までに私の心も限界を迎えていたのだ。圧倒的な『認めたくない現実』を前にして、心のブレーカーがバチンと音を立てて落ちてしまったみたいだった。

世界から現実感がなくなる。
音が遠くに聞こえて、感覚が鈍くなる。色が消え、時間がスローモーションみたいに進んでいった。

父が私の服を強引に引き剥がす。ブラウスのボタンが引きちぎれる感覚、スカートが引きずり降ろされ、パンティが強引にちぎられた。ぐいと私の足を押し広げ、その中央に父がむしゃぶりついてくる。

『気持ち悪い!』

嫌悪感が体中を駆け巡る。ウネウネと私の秘所に父の舌が侵入してくる。舐め取られ、吸い上げられ、甘噛みされる。もちろん、そんなことをされるのは初めてだった。それでもしつこく繰り返される刺激に、身体が反応し始めるのは時間の問題だった。

「んあっ!や・・・やめてぇ・・・やめて、お父さん・・・」

身体に力が入らない。やがて、今自分が感じているのが恐怖なのか、快感なのか、嫌悪感なのか性欲の高ぶりなのか区別がつかなくなる。強引に脳内に流し込まれる非現実的な情報の奔流が、私の脳を揺さぶり焦がし、狂わせていく。

「いやあっ!ダメェ!きちゃう・・・・こわい、こわい、こわい!!」

何か狂ったものを注ぎ込まれ、身体が芯から書き換わる恐怖に、私は震え、叫んでいた。
そしてついに、機械的に刺激され続けた私の身体が、私の意に反して初めての絶頂を迎えてしまう。

「いゃああああっ!!」
ビクン、と大きく腰が跳ね、足が震える。一回では止まらず、何度も何度も小刻みに体が震えた。お腹の奥にぐにゃりと何か妙なものを流し込まれてかき混ぜられたみたいな、言いようのない感覚が私を襲った。

「水無・・・水無、水無・・・父さん、父さんはぁ!!」
パジャマのズボンを引き下ろす父の股間には赤黒い何かがそそり立っていた。血管が浮き出し、てらてらとぬめったそれの先はパンパンに張り出している。
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