この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天狐あやかし秘譚
第114章 天道是非(てんどうぜひ)
「土御門様にしても、烏丸様にしても、京都の名門ですからね。」
「そんなこと言ったら、御池さん、あなただってそうでしょう」
宝生前が言うと、御池がえへへと頭を掻いた。

なるほど・・・家柄ってそういうことか。
京都でずっと続いている家、それが実質この京都支部を支配しているというわけだ。

そんな話から始まり、話題は自然と今回の任務のことに変わっていく。ランチをいただきながら、今回の事件の概要を御池から聞いた。

ただ、御池が話してくれた内容は、ほぼ土御門から聞いたことと同じだった。

「調査をするということなのですが、京都支部でも、この間、潜入した陰陽師の死の機序は分かっていないんですよね?」
宝生前が問いかける。
「はい・・・残念ながら。今回、皆さんに来ていただいたのは、その仕組の解明というのが第一なんです」
デザートの水菓子をスプーンで口に入れながら、御池が申し訳なさそうに答えた。

解明と言っても、実際に京都支部の陰陽師が乗り込んでいって殺されているわけだ。ここは慎重に行くしかないだろうな、なんて思う。

宝生前になにか考えはないだろうか?

そんな事を考えながら、私も水菓子に取り掛かろうとしていると、おもむろに御九里が口を開く。
「その占い師の居場所がわかってるんだったらいい案があるぜ?」
そう言うと、私の方をニヤニヤと見つめてきた。

え・・・?わ、私!?

「乗り込んでいっても、絶対死なねー奴・・・
 そんなん、ひとりしかいねーだろ?な?綾音」

え・・・え?
ええええっ!!!

私は、ぽろっとスプーンを取り落とした。
/1651ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ