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天狐あやかし秘譚
第113章 第113章:【第22話 件】運否天賦(うんぷてんぷ)
「・・・アナル?」
緋紅が低い声でただ一言、問いかけた。それとともに、一段と強く深く、自らの陰茎を水有の胎内に突き立てる。

「ああっ!!!」

奥の奥に熱い楔のような陰茎で串刺しにされ、水有はとうとう堪えきれなくなって淫らな声を上げる。そして、同時に緋紅の問いかけの意味を悟る。

「ケツマンコ、ケツマンコですっ!
 緋紅様にいっぱい躾けられた、いやらしいキヌギヌのケツマンコが
 犯されて、悦んでいるんですぅう!!!」

その言葉を聞いて、ニヤリと緋紅が笑う。

「そうだ、お前のここは、僕が変えてやった。
 もう戻れない・・・戻らない。
 お前はアナルセックスなしじゃ、一日だって保たないだろ?」

緋紅の陰茎の先端からあふれる潤滑液と、たっぷりとこすりつけた女の蜜、そして、腸内から染み出る体液が混ざりあい、水有のアナルからは、突き挿れられるたびにぐぽぐぽとくぐもった音が溢れてくる。

「ああっ!!イキます、イキます!!・・・ケツマンコ、ケツマンコで・・・い・・くぅうう!!!」

ビュッ!ビュビュ・・・

奥をえぐられ、腸壁をこすられ、言葉と熱で脳内を犯され、水有は絶頂に押し上げられた。物理的な刺激を受けていないはずの膣口から、透明な潮を吐き出しながら、何度も、何度も身体を痙攣させ、深い絶頂に身悶えする。

「うあうぅうう・・・ぐう・・・ぅ・・・緋紅・・・さまぁあ・・・」

抱きしめてほしい・・・
優しく口付けをしてほしい。
そうすれば、自分はどこまでも幸せになれる・・・。

体を震わせ、快感の波で脳内を白く染め上げられながら、水有はそんなふうに思っていた。

意識がふわっと遠くなっていく。

「キヌギヌ・・・まだだよ」

その瞬間、耳元でそう言われた。一瞬、ゾクリと、背中が粟立った。
まるで冷水を浴びせられたように感じた。

いつの間にかアナルからペニスが引き抜かれていたようだった。
そのまま、ぐるりと体勢をひっくり返され、足を大きくあげられる。
緋紅が自らの両手で、水有の両足首を掴んでいた。

「こんどは、こっちだ・・・僕はまだ、イッてないからね」
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