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淫夢売ります
第54章 斜陽の楽園:繰り返す悪夢
☆☆☆
その後のデートは楽しかった。
楽しかったのだが、違和感がずっとずっとつきまとっていた。

初めてのはずなのに、もう何度も経験しているような・・・そんな不思議な感覚だった。

夕食には私の好きなパスタを食べた。
そして、彼が言う。

「今日は、泊まれるんだろ?」・・・と。

その言葉に頷き、たどり着いたファッションホテルも、初めてのはずなのに不思議と見慣れた感じがして、私を混乱させた。

やっぱり、私、なんかおかしいんだ・・・。

「どうしたの?やっぱり疲れちゃった?」
先にシャワーを浴びさせてもらった私は、ベッドでぼんやりと座っていた。その様子を心配したのか、シャワーから出てきた彰吾が声をかけてくれる。

「あ、うん・・・平気・・・」
「そうかなあ?なんか俺に言ってない悩みとかないの?」

悩みがあると言えばあるが、それが何なのか、私自身にもわからない。
さっきカフェでうたた寝をした一瞬で見た変な夢・・・そうとしか言いようがない。

そんなのは説明できないので、私は首を振った。元気に見せないと、彰吾に心配かけちゃう。

「大丈夫よ・・・。私には彰吾がついているから・・・ね、だから・・・」

ぎゅっと私の方から彼に抱きつく。バスタオル越しの彼の身体の温もりを感じると、気持ちはやっぱり落ち着いてくる。

「さ・・・さらら・・・」

ちゅ・・・ちゅ・・・♡

彼の唇をついばむようなキス。なんだろう・・・ものすごく強く彼を求めてしまっている。

「あ・・・ん♡彰吾・・・彰吾っ・・・」
バスローブ越しでもわかるほど硬くそそり立った彼の屹立にスリスリと手を這わせる。熱いこれ・・・愛おしいこれ・・・これで、これで私を・・・私をっ!

愛・・・なのか・・・。
まるで体の中にある欠けた部分を補おうとするかのように、私は彼と深くつながりたいと願っていた。

我慢・・・できないよ・・・。

するりとバスローブの合わせから手を差し入れると、いつも通り下着をつけていない彼のモノ・・・おちんちんに直接、手を這わせる。血管が浮き出し、どくどくと脈打っているのが触れているとよく分かる。彼も興奮してくれているのだろうか、先っぽからはぬるりとした先走りが漏れ出している。

それを人差し指ですくい取るようにして、さらに亀頭に塗りつけていく。
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