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The Bitch (ザ、ビッチ)
第7章 2024年3月17日日曜日
 38

「はぁ、ふぅ、ひもりいいのぉ?」
 
 気持ちいいのぉ?…

 わたしはしゃぶりながらそう問い掛けていく。

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「は、はい、き、気持ちいいっすぅ」

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 和哉はわたしの口の中で、自身をビクビクと小刻みに快感に震わせ、そしてそう喘ぎ、応えてくる…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 もう何度、いや、何百、ううん、数え切れないくらいに舐め、しゃぶり、愛しているのだ…
 そしてわたしはこのフェラという口唇による愛撫が大好きであり、得意でもある。

 唯一、オンナが男を征服、支配できる武器であり、ワザがこのフェラチオなのだと思っているし…
 それに愛しい、大好きな男のモノならば、舐め、しゃぶりたくって堪らない。

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「あぁ、うぅ、あぁぁ…」

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「まら、ひっちゃらめらよ」
 まだイッちゃダメだよ…

 そう、まだイカせない…

 そう簡単には終わらせない…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「まら、ひっちゃらめらよ」

 そしてこれは、この言葉は、このフェラチオは…
 和哉を通り越して、後ろで必死に目を凝らし、聞き耳を立て、心を狂おしいくらいに掻きむしっているであろう麻耶さんに対しての言葉て行為でもあるのだ。

 そう…

 安くはないのだから…




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