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ママ活
第7章 ママ活がガチ恋になる
男達を蔑視して、亜純が佐和子を抱き寄せた。そして、顎をつまんで顔を向かる。
標的を見た目だけで吟味している男達は、諦めが早い。
その程度なら初めから放っておけ、とでも言いたげに、亜純の虫でも見る目が彼らの背中を追い払った。
「お姉様、カッコイイ……」
「亜純さん、好きです!」
明咲の視界の端で、ゆうも両手を組んでいた。
一同が再び歩き出すと、佐和子が気まずそうに口を開いた。
「亜純がああいうの嫌いだったなんて……ごめんね?顔に惹かれて貴女を口説いて」
そう言えば、彼女と亜純の出逢いもナンパだった。
「あたしも佐和子さんの見た目に惚れたから、お互い様だよ」
ほのぼの思い出話を始めた佐和子と亜純の後方で、さっきまで目を輝かせていたゆうが、急に沈んだ顔を見せた。
「自信失くす……佐和子さん、今日から泊まらせていただけますか」
「歓迎するけど、どうしたの。ゆうちゃん」
「こんなに頑張っていて、佐和子さんの方が人気だなんて、私の見た目はまだまだなんです。修行したいです」
「男達にナメられていない証拠だわ。私はゆうちゃんに憧れる」
「甲乙は別として、佐和子さん」
亜純が、にわかに口調を変えた。

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