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千一夜
第61章 第八夜 island 真相の入り口
一瞬だが、私は河田に勝った気分に浸ることができた。誰のお陰でそうなれたの? 気持ちよかったでしょ? ねぇ、誰のお陰?
しかし、その時間はあまりにも短い。 次に河田が私にすること……。
初めて河田に抱かれたときから、河田のその癖(癖だと思うが……?)は変わらない。
河田は私の両脚を広げて、私の穴から自分が放った精液が出てくるのをにんまりと笑いながら待つのだ(あまり気分のいいものではない)。
ドロドロした白い液体が私の中から出てくると、河田はそれを人差し指で掬い取る。そして、その自分が出した白い液体を指の腹の上に乗せて私に見せる。
白い液体は大量で、河田の指の腹にこんもりと乗っている。
河田はそれを私の頬に付ける。右の頬のときもあれば左の頬のときもある。河田が初めてそうしたとき、私はこう思った。
河田は自分の女に記をつけているのだと。
そんなことをされて喜ぶ女はいない(多分)。だから私は河田にこう頼んだ。
「ねぇ、それ止めてくれない? そういうことをされると気分が悪くなるわ」
「わかったよ」
そう答えたが、今も河田は私の願いを無視している。
河田は、私の頬に付いている精液をティッシュを使って取ってくれる。ただ、そのときですら河田はニヤニヤ笑っているのだ。
「笑うの止めてもらえない?」
「了解了解」
残念ながら、河田のその癖が直る気配はない。直す気など河田にはないのだろう。
だがそれさえ耐えれば、私に幸福な時間が訪れる。
一度私の中で果てた河田が、私に背を向けて眠ることはない。自分のものにした女の体を弄る。
私のうなじに顔をうめて優しくキスをする。河田の手で乳房が揉まれるのだが、その手の動きは柔らかい。
河田は私に奉仕させることも忘れない。河田は私の手を掴んで、私の手を自分のペニスに誘う。河田の大きなペニスは萎えてはいなかった(もちろん、射精前の硬さとは全然違うが)。私が数秒しごいただけで、河田のそれは挿入可能な硬さに戻る。
なるほど、河田の私に対するそういう思いやりは、二度目の射精に向けての計算しつくされた演出なのだ。
だが、そう考えることは止めよう。河田のためにも私のためにも、私はこの満ち足りた時間を大事にする。大切にしなければいけない。
私も河田も、そんな風にして二度目の交わりに備える。
しかし、その時間はあまりにも短い。 次に河田が私にすること……。
初めて河田に抱かれたときから、河田のその癖(癖だと思うが……?)は変わらない。
河田は私の両脚を広げて、私の穴から自分が放った精液が出てくるのをにんまりと笑いながら待つのだ(あまり気分のいいものではない)。
ドロドロした白い液体が私の中から出てくると、河田はそれを人差し指で掬い取る。そして、その自分が出した白い液体を指の腹の上に乗せて私に見せる。
白い液体は大量で、河田の指の腹にこんもりと乗っている。
河田はそれを私の頬に付ける。右の頬のときもあれば左の頬のときもある。河田が初めてそうしたとき、私はこう思った。
河田は自分の女に記をつけているのだと。
そんなことをされて喜ぶ女はいない(多分)。だから私は河田にこう頼んだ。
「ねぇ、それ止めてくれない? そういうことをされると気分が悪くなるわ」
「わかったよ」
そう答えたが、今も河田は私の願いを無視している。
河田は、私の頬に付いている精液をティッシュを使って取ってくれる。ただ、そのときですら河田はニヤニヤ笑っているのだ。
「笑うの止めてもらえない?」
「了解了解」
残念ながら、河田のその癖が直る気配はない。直す気など河田にはないのだろう。
だがそれさえ耐えれば、私に幸福な時間が訪れる。
一度私の中で果てた河田が、私に背を向けて眠ることはない。自分のものにした女の体を弄る。
私のうなじに顔をうめて優しくキスをする。河田の手で乳房が揉まれるのだが、その手の動きは柔らかい。
河田は私に奉仕させることも忘れない。河田は私の手を掴んで、私の手を自分のペニスに誘う。河田の大きなペニスは萎えてはいなかった(もちろん、射精前の硬さとは全然違うが)。私が数秒しごいただけで、河田のそれは挿入可能な硬さに戻る。
なるほど、河田の私に対するそういう思いやりは、二度目の射精に向けての計算しつくされた演出なのだ。
だが、そう考えることは止めよう。河田のためにも私のためにも、私はこの満ち足りた時間を大事にする。大切にしなければいけない。
私も河田も、そんな風にして二度目の交わりに備える。

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