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千一夜
第61章 第八夜 island 真相の入り口
 私のアドバンテージもここまで。
「麗子、いつものやつで」
 河田がそう言った。
 いつものやつとは? 
 私が河田のペニスを舐め、河田が私のあそこを舐める。そう、それはシックスナイン。
 私が下になるときもあるのだが、河田が言う「いつものやつ」なら私が河田の上にならなければいけない。
 上と下でそんなに違いがあるのかと、私は河田に訊ねたことがある。河田はこう答えた。
「大ありだよ。下からの方が麗子のお尻の穴がよく見えるからね」
 河田は私のあそこを舐めながら私のアナルを見ていた(見るなとは言えないし、言ったところで、おしりの穴を隠すことはできない。それに男ならみんなそうしているだろう)。
 河田のペニスを両手で掴む。河田のために私は両脚を広げて、秘所を河田の顔に付ける。すると河田は私のおしりを抱えて、私のあそこを舐め始めた。
 私も河田のカチカチのペニスを咥える。舌を使って河田を満足させる。河田が私の雌穴を舐めて、私が河田のペニスをしゃぶる。
 どれくらいそれが続いただろうか、河田が私のあそこの濡れ具合を確かめる。私も河田のペニスの硬さを確かめる(いや、確かめる必要なんてない。河田のペニスはずっと硬いままだ)。
「入れるぞ」
 河田がそう言った。
 ああ、あの長くて太いのが私の中に入ってくる。悦ぶべきことなのだろうが、私は少しだけ違う。痛みはどれくらい続くだろうか、どのくらい痛みに耐えれば気持ちよくなるのだろうか。
 攻守交代(今度は河田が上で私が下になる)。
 河田が私の脚を広げた。河田を見るとにんまりと笑っていた。いつものことだ。女を征服した満足感に浸っているのだろうか、そして河田のそそり立つペニスも見えた。あれが私の中に入ってくる。
「ふう」
 呼吸を整える。
 河田が私の乳房を揉む、そして乳首を舐める。いつも河田は挿入前にそうする。気持ちいいはずなのに、緊張のせい(河田のペニスを迎い入れる準備とでも言えばいいだろうか)なのか、なかなか気持ちよくならない。
 河田が自分のペニスに私の淫汁を付ける。
「麗子、びちょびちょだぞ、麗子のおま〇こ」
「だったら私のお汁をたっぷり付けてよ」
「まだ痛いのか?」
「そうです、まだ痛いんです」
 性の相談を気軽にできる相手が私にはいない。でも私は河田に打ち明けた「あなたのおちんちん大き過ぎるんだけど」と。
 

 
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