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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第30章 『公開処刑の前日』

卯月先生は…僕の高校時代の
1個上の先輩だから
年齢は33歳のはずだ…。
その先輩が結婚して10年と言うと…
23の時に結婚した事になるけど…。
「そんな顔するなよ、茂木。
司法試験に年齢制限はないんだぞ?
法科大学院を出て無くても、
司法試験予備試験に合格すれば
何歳だって司法試験を受ける事が出来る。
実際司法試験の最年少合格者は17歳だしな」
「ええっ、じゃあ…まさか…ッ…」
真奈美ちゃんがその17歳の合格者が
卯月先生なのかと驚いていたが
流石にそれば自分じゃないと言って
でも自分は法科大学院は卒業してるが
それよりも早く司法試験に合格して
バイトで弁護士してたと…聞いて。
『それで……卯月先輩の
ご相談の内容の方と言うのは…』
「鬼島に自主制作の…AVの撮影とかも…、
してるって聞いたんだけど……本当?」
仁が真奈美に声を掛けて、
自主制作AVのプランが書かれている
メニュー表を持って来て貰って
卯月に対して見えやすい様に置いた。
『自主制作AVの一般的な相場よりは
安い値段でやらせて貰ってまして、
リピーターの方にはリピーター価格で
沢山作るほど割り引ぎしたりとか
無料のサービスが…あったりとか…』

