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因果応報
第8章 暗転
「わあ!
雅美さん、久し振り!!」と尻尾を振るようにテーブルに来た翔くんは、
随分と変わっていた。


嬉しそうな表情は浮かべているけど、
眼に真剣さはない。

服装は前より高くて、
でも品がないスーツを着て、
尖った靴はピカピカに磨かれていて、
指輪をチャラチャラと嵌めた指先。

手首にはゴツいゴールドのブレスと、
流行りの高いロレックスをしていた。


アタシが煙草を出すと、
100円ライターではなくて、
デュポンのライターで火をつけて微笑む。



もう、アタシの翔くんは、
そこには居なかった。
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