この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
cape light
第4章 第4章 大誤算という大誤算は悲惨
男を誘う帆夏のフェロモンなんて今はどうでもいい……とは言えないが、先ずは自分の腹を満たすことに集中する。
だが……だがものずごく空しい。僕は知らなかった。僕のすぐ近くにCIAがいたとは。CIAは二人いて、僕の長岡での生活を逐一本部(本部はバージニア州ではなく湘南にある)に報告していたのだ。
久須美はともかくとして、いっちゃん、それはないだろ……。
「翔君、真面目にやってる?」
「僕は生まれる前から真面目です」
僕だって男だ。だから遠慮なく帆夏の豊満な胸をガン見する。
「坂口君、本当に真面目なのかな」
そう言った久須美は僕ではな帆夏を見ている。
「先輩はがんばってますよ」
いっちゃんにそう言われても、今僕は心からそれを受け入れられない。
「大学は卒業できそう?」
「熱が出ても大学には通わせています。心配ないですよ」
帆夏は僕に問いかけているのに、答えるのは久須美って変じゃないだろうか。そしてこのご時世、熱が出たら普通学校になんか行かせないはずだ。
「ここから池袋って大変よね?」
「大変なんてものじゃないです。今じゃ休憩のサービスエリアでバスの運転手さんと釣りの話をするくらい親しくなりました」
深夜バスで僕は東京に向かう。それはもう月に何度も何度も乗るわけだ。そんな僕を何人かの運転手さんが覚えているのだ。
例えばこんな感じで運転手さんは僕に声を掛けてくれる。
「あれ、この前も乗ってくれたよね?」
「背が高いからさ、覚えやすいんだよ」
「えっ? 新潟から東京の大学に通ってるの?」
もちろん僕だって新幹線で東京に行きたい。しかし、通学の手段に新幹線を使うと、僕の借金は膨らむ。
「翔君は冒険をしているんでしょ? だったら今を楽しまないと。冒険を大変だなんて言っている場合じゃないわよ。翔君、男でしょ? おちんちんついているわよね?」
「……」
「……」
美女が言う男性器の名称に久須美もいっちゃんも言葉を失った。
「ついてますよ。自慢じゃないですが、多分大きいです。いや、めっちゃでかいです」
久須美といっちゃんの代わりに僕は帆夏にそう答えた。
「ふふふ」
まぁ笑うわな(狙ったわけではないが)。
「君波さん、安心してください。坂口君には必ず大学を卒業してもらいます。坂口君は僕に借りがあるからね」
久須美が僕を脅す。何か借りた覚えはないのだが。
だが……だがものずごく空しい。僕は知らなかった。僕のすぐ近くにCIAがいたとは。CIAは二人いて、僕の長岡での生活を逐一本部(本部はバージニア州ではなく湘南にある)に報告していたのだ。
久須美はともかくとして、いっちゃん、それはないだろ……。
「翔君、真面目にやってる?」
「僕は生まれる前から真面目です」
僕だって男だ。だから遠慮なく帆夏の豊満な胸をガン見する。
「坂口君、本当に真面目なのかな」
そう言った久須美は僕ではな帆夏を見ている。
「先輩はがんばってますよ」
いっちゃんにそう言われても、今僕は心からそれを受け入れられない。
「大学は卒業できそう?」
「熱が出ても大学には通わせています。心配ないですよ」
帆夏は僕に問いかけているのに、答えるのは久須美って変じゃないだろうか。そしてこのご時世、熱が出たら普通学校になんか行かせないはずだ。
「ここから池袋って大変よね?」
「大変なんてものじゃないです。今じゃ休憩のサービスエリアでバスの運転手さんと釣りの話をするくらい親しくなりました」
深夜バスで僕は東京に向かう。それはもう月に何度も何度も乗るわけだ。そんな僕を何人かの運転手さんが覚えているのだ。
例えばこんな感じで運転手さんは僕に声を掛けてくれる。
「あれ、この前も乗ってくれたよね?」
「背が高いからさ、覚えやすいんだよ」
「えっ? 新潟から東京の大学に通ってるの?」
もちろん僕だって新幹線で東京に行きたい。しかし、通学の手段に新幹線を使うと、僕の借金は膨らむ。
「翔君は冒険をしているんでしょ? だったら今を楽しまないと。冒険を大変だなんて言っている場合じゃないわよ。翔君、男でしょ? おちんちんついているわよね?」
「……」
「……」
美女が言う男性器の名称に久須美もいっちゃんも言葉を失った。
「ついてますよ。自慢じゃないですが、多分大きいです。いや、めっちゃでかいです」
久須美といっちゃんの代わりに僕は帆夏にそう答えた。
「ふふふ」
まぁ笑うわな(狙ったわけではないが)。
「君波さん、安心してください。坂口君には必ず大学を卒業してもらいます。坂口君は僕に借りがあるからね」
久須美が僕を脅す。何か借りた覚えはないのだが。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


