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生きること、思うこと
第354章 返還

そう思ったので城崎さんにこう言ったのです。

「お茶でもしていく?マックならあるけど?」
「うん、マックでいいよ…」

そんなやり取りがありマックでお茶をすることになりました。
私はランチを食べていなかったのでマックでランチを食べようと思ったのです。

カウンターで私はてりやきバーガーセットをオーダーしました。
城崎さんはお昼を食べない派らしく珈琲を頼んでいました。

私が会計をしようとした時です。

「俺が払うからいいよ…」
「あ、ありがとう…」

そんなやり取りがあり私は城崎さんにハンバーガーをご馳走になることになりました。
私はテーブルに着いても城崎さんと余り会話をしませんでした。

何となく30分も待たされた事に腹を立てていたのです。
黙々とハンバーガーを私は食べてアイス珈琲を飲んでいました。

食べ終わったので私は帰ろうと思いました。
城崎さんも帰る支度をしています。

二人でマックを出た後、私はこう言いました。

「城崎さん、今日は遠い所までありがとう、気を付けて帰ってね…」
「うん、待たせてごめんね…」

私はその城崎さんの返事を聞くとクルリと向きを変えて城崎さんに背を向けてスクランブル交差点を渡って行きました。

その帰りはスーパーに寄って買い物をして無事に自宅へと戻ったのです。
何となく城崎さんの事が余り好きになれなくなっていました。

(でも、いっか。お金も戻って来たし…今後は余り城崎さんに連絡するのはやめよう…)

そんな風に思っていたのです。
今では余り城崎さんとは連絡は取っていません。

お金の貸し借りって最悪、友達を無くしますからね。
皆さんも、気を付けてくださいね。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。


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