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ジッパー様
第2章 喘ぐ女たち

私はゴクリと唾を飲み込み、ドアが開いていくのを見つめた。
足を踏み入れなければ良かったという後悔と何があるんだろうという好奇心が入り乱れる中、私は喫茶店の中に足を踏み入れた。
「いちご様ですね、いらっしゃいませ」
入ってすぐ目の前に、メイド服を着た女店員が待ち構えていた。「いちご」はメガネ女の名前か……。
「失礼ですが、お連れの方は男性ですか?」
女店員が私の顔をチラリと見る。
「心配することないわ。こう見えてメスよ」
メガネ女がまるで私のことを何でも知っているかのように言う。
「失礼しました。では二名様、ご案内します」
私は昔から、男っぽい服装と髪型をしているからよく男性に間違われるが、それよりもここは男子禁制なのか?
男子禁制な喫茶店なんて聞いたことがない。
足を踏み入れなければ良かったという後悔と何があるんだろうという好奇心が入り乱れる中、私は喫茶店の中に足を踏み入れた。
「いちご様ですね、いらっしゃいませ」
入ってすぐ目の前に、メイド服を着た女店員が待ち構えていた。「いちご」はメガネ女の名前か……。
「失礼ですが、お連れの方は男性ですか?」
女店員が私の顔をチラリと見る。
「心配することないわ。こう見えてメスよ」
メガネ女がまるで私のことを何でも知っているかのように言う。
「失礼しました。では二名様、ご案内します」
私は昔から、男っぽい服装と髪型をしているからよく男性に間違われるが、それよりもここは男子禁制なのか?
男子禁制な喫茶店なんて聞いたことがない。

