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ジッパー様
第18章 疼く身体
【ハルカside】


「え……? 今なんて言ったの?」


 私は目の前にいる、いちごにもう一度問いかけた。


「だから、もうここには来なくていいって言ったのよ」

「……え?」


 意味がわからない。
 ここには……ジッパー様のいる喫茶店にはもう来なくていいって、どういうことなの?


「どうして? あれだけ、ジッパー様に抱かれさせようとしていたのに……。もしかして私が複数の男性とセックスしたから? ジッパー様が怒ってるの?」


 私はすがるように、いちごを見た。


 あれから──伊崎社長との契約期間を終えた私は、喫茶店へと戻ってきた。結局私は、ジッパー様以外との男性とセックスしただけで、伊崎社長が何をしたかったのかわからなかった。


 しかも所々記憶が曖昧で、身体中がアザだらけになっていた。セイヤさんが言うには、私は階段から落ちて三日間意識を失っていたらしい。




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