この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第13章 夜明け前

ヒヨドリの間の喘ぎ声がますます大きくなって、壁越しにはっきりと聞こえてきます。
お母さんはその声の激しさに、ようやく旦那さまの異常な興奮に気付いたようなのです。
「あらっ、旦那さま、隣の部屋から、ずいぶんと乱れた悶え声が聞こえてきますわよ。あら、あの声は、奥さまじゃありませんこと? なんと艶めかしい喘ぎ声なんでしょうねえ。ああん、旦那さま、そんなにきつく抱きしめたら、ああん、苦しいですわ。うふふ、ふふふ」
「オ、オレも、オレも、犯してやる。他人の妻を、犯してやるぞ、ううう、くくく……」
幻影に身もだえて腰を突きまくる旦那さまに、お母さんは煽り立てます。
「ああん、気持ちいいですわ。ああ、旦那さま、隣の喘ぎ声がどんどん激しくなりますわよ。奥さまは若いから、殿方への要求も尋常じゃあないんでしょうねえ。それにしても激しいわあ。いったいどんな体位で……ああ、セックスを……楽しんでるんでしょうねえ。うふふ、ふふふ」
「うおお、オ、オレも、激しくしてやるぞ、激しくしてやるーーー」
「あああ、ああーーーん、だ、旦那さまーーー、ああ、こ、壊れちゃうーー」
「壊してやる、ううう、ど、どうだあーー、壊してやるーー」
「あああーーーーん、あはーーん、ああーーーーん」
「おおお、奥さん、おおお、奥さーーーん、おおお、ううう」
「あは、あは、旦那さま、ホントに、あひ、あひ、壊れちゃう、ああう、ああーーーーん、あひーーーーん」
「く、唇を、おう、ブチュブチュ、ぶぶぶ、ぶちゅーーー」
「あぶぶぶ、あひーーー、あひ、あひー――、ブチュブチュ、あひーーーーん」
旦那さまとお母さんのセックスの喘ぎ声に、春樹くんとお姉ちゃんの悶える声が重なり、部屋の中は淫乱絶叫の嵐です。

