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第187章 （取り調べ）

「何これ？」

りのは画面を覗きこみながら首を傾げる。

「恐らく藹々だ」

すると、りのはウッと嗚咽して

「待て待て。吐くならここにしろ」

車内に置いてあった小さなゴミ箱をりのに渡す。

りのはゲホッと抱えたゴミ箱に向かって咳き込んだ。

「はぁ。。はぁ。。ど、どういうこと？それどうなってるの？」

りのは血の気が引いた顔で言う。

りのは手でスマホをグッと押し

「消して。見たくない！」

白髪の男はスマホの画面を消し

「やはり見せない方が良かったな」